Top / 有効範囲
有効範囲 (scope) †
特定の名前が有効になる、必ずしも連続していないプログラム上の部分のこと。
有効範囲には以下のものがある。
潜在有効範囲 (potential scope) †
宣言?の有効範囲を規定するための概念。
0001 int a = 1234; 0002 int foo() 0003 { 0004 int a = 56; 0005 return a + 1; 0006 }
上記のコードで、0001で宣言された変数? a の潜在有効範囲は 0001〜0006 までとなるが、実際の有効範囲は 0004 で宣言された a の有効範囲 (0004〜0005) を除いたものとなる。
局所的な有効範囲 (local scope) †
ブロック内で宣言?した名前は局所的な有効範囲を持つ。その潜在有効範囲は、宣言位置から宣言領域 (そのブロック) の終わりまでとなる。
関数原型有効範囲 (function prototype scope) †
関数宣言?の中の仮引数名、または関数定義?の宣言子?ではない関数宣言子?の中の仮引数名は、関数原型有効範囲を持つ。
関数宣言子?の仮引数の名前は省略できるが、もしある場合は、その関数宣言子?の中で一意でなければならない。
関数有効範囲 (function scope) †
ラベルは関数有効範囲を持つ。逆に、関数有効範囲を持つものはラベルだけである。
ラベルは、それが宣言?された関数の中であれば、どこにおいても使用することができる。
名前空間有効範囲 (namespace scope) †
クラス有効範囲 (class scope) †
参照 †
→ 名前検索
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Last-modified: Wed, 18 Jan 2006 10:45:21 JST (5476d)
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