Top / <cerrno>ヘッダ
<cerrno>ヘッダ †
エラー番号とそれを報告に関するマクロを定義する。
処理系によって、E で始まるエラー番号を表すマクロが追加されることがある*1。
マクロ †
errno †
エラー番号
形式
extern int errno;
解説
エラー番号を格納するためのマクロ。単なる外部オブジェクトとして定義されるか、関数呼び出し等によって実現されるかは処理系定義である。
errno はプログラム開始時に 0 に設定されるが、ライブラリ関数の呼び出しによって、エラーの発生の有無に関わらず、正の値に設定される場合がある。また、いかなるライブラリ関数の呼び出しによっても 0 に設定されることはない。
EDOM †
定義域エラー
ERANGE †
範囲エラー
EILSEQ †
不正列エラー
解説
errno マクロに設定される値の一つ。不正な多バイト文字の並びが検出されたときに設定される。
参考
EILSEQ マクロは JIS X3014 には記述がないが、元になった C95 には存在する。このマクロは mbrtowc 関数等で必要になるため、不可欠かと思われる。
Counter: 5196,
today: 1,
yesterday: 0
Last-modified: Thu, 19 Jan 2006 11:42:37 JST (4480d)
Last-modified: Thu, 19 Jan 2006 11:42:37 JST (4480d)